能登半島最先端への道Part3 ~穴水町と能登島巡り
こんにちは。かむさあです。
Part3をやっていきたいと思います。(実際に行った日 : 2016年7月30日)
Part2から2か月が経ち、再び夏がやってきました。
今回は奥能登の玄関口である穴水町まで行ってきたときのことを書いていきたいと思います。
国道160号線を通らず、氷見から県道18号線を通って中能登町まで出るルートで行きました。
走行距離142km ↑687m ↓762m (グーグルマップより)
グーグルマップでは
このルートが氷見から七尾まで行く
最短ルートみたいです。
今回はちゃんと羽咋(はくい)駅まで戻れたらいいな~
というわけで実際に走っていきます。
出発日:2016/7/30 4:30ごろ
こんなに早く出たの初めてかも
初めての奥能登だけにこのとき気合入ってました
やがてご来光
7:00すぎ 国道160号線に入ります
Part1のときより2時間早く来れました
これは良い感じ
今回は160号線の途中で県道18号に入ります。
氷見あいやまガーデンの入り口
いつか行ってみたい
県道18号線をしばらく進んで行きます
県道325号線との分岐点
道幅が狭くなってきた!
坂が続きます。キツイ...
2車線に戻って、集落のところで再び1車線になるとさらに急坂に...
ペダルの重さがどんどん増していく
辛い...辛い...とにかくそれだけでした
ギアを下げていってもペダルを回すスピード
がどんどん落ちていき、やがて...停止
とにかく辛すぎて、自転車から降りてしまった。
富山から石川に行くときの山道はかなり行ったし、
ながらもなんとか降りずに登り切った。
だから今回も1度も止まらずに登り切れる自信があった。
それでもこの坂は登り切れなかった...
真夏の暑さっていうのもあったかもしれないけど
単純に304号の坂より辛いと感じた。
結局しばらく押しながら進みました。
どんな坂でもあきらめたくなかったけど、
これはさすがに無理だと思いましたね 笑
七尾まで一気にいく近道だと思って進んでみたら、
とんでもない坂道に来てしまった。
近道でも体力と時間のロスを考えると
国道160号線を通って遠回りした方がいいのかもしれない...
やがて県境に到着。このあたりは道幅がけっこう広くなってました。
さっきの1車線のところはある意味険道かも
このときなぜかiPnoneで撮った写真を見ると全体がグレーになる
というバグが発生。
写真のリストでなら表示できたのでスクショで1枚にまとめました。
未だにこの原因は分かりません。
暑さで壊れていたのかも?
石川県側の景色が見えてきた!
おだやかな風景
この後は下り坂、
坂が坂だけにえげつないスピード出てます。
さっきの地獄は何だったのか...
その疲れも吹っ飛びますね
それを裏付けるかのような勾配13%の標識...
今まで見てきた中で最高記録です
さっきの登りもこれぐらいだったのかも
・・・
後日調べてみると荒山峠というところだそう
グーグルマップによると、先ほどの県道325号の分岐点から
県境までの獲得標高は289mに対し距離は3.9kmで平均勾配7.4%
国道304号線の7.2%よりも若干急なようです。
(平地から測ってないので正確ではないですが)
・・・
坂を下り、アル・プラザ鹿島で休憩兼昼食
まだ50kmくらいなのにかなり疲れてる...
さっきの登りが響いたようです。
そして国道249号に入ります。
この国道は能登半島を一周する形で整備されています。
いずれは全部走ってみたい!
またダイジェスト写真になってしまった💦 このバグはいったい何なのか?
森の中の池
国道249号線からは能登島へ続く橋「ツインブリッジのと」が見えます。
そして...
穴水町に到達!! 普通にうれしい
「星空のまち」っていうのがイイねー
15:00すぎ
「道の駅あなみず」が隣接していたので
軽食コーナーでソフトクリームを注文。
暑い中の唯一の癒し
ここまで来れたことへの最高のご褒美です。
穴水駅構内
改札なしでそのまま入れました。
ここがのと鉄道七尾線の終着駅ですが、Wikipediaによると2005年までは珠洲市まで続くのと鉄道能登線が運行されていた模様
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%89%84%E9%81%93%E8%83%BD%E7%99%BB%E7%B7%9A
乗ってみたかった
もしいつか能登半島のもっと奥まで行けたなら、
そのときは廃線跡を巡るのもおもしろいかも
まだまだ穴水町内を見て回りたいですが、
もう引き返さねば
今までと違って、日が昇る前から出発し、
寄り道せずにただ穴水駅だけをめがけて漕いできましたが、
それでもけっこうギリギリのスケジュールです。
これがママチャリで走れる自分の限界なのかも...
金沢方面への案内看板
いやいや今からこの距離って 笑
自転車・歩行者用のトンネル
七尾市に入り、距離100kmを超えた地点で急に首の後ろのがピキーンと痛みだす
日差しの強さとあまりの暑さで顔下向きで漕いでいたことが原因っぽいです。
Part2でもだいたい140kmぐらい走ったのにそんなことは起こらなかった。
効率よく走るには5月あたりが一番ベストなのかも
その後は安静を考えていつも通りのペースが出せませんでした。
朝のときと似たシチュエーション
やがて日が沈み、強い日差しもなくなると顔も上がって首の痛みも和らいできました。
調子が戻ってきた頃には羽咋駅まで残り90分で24kmというところ
このとき残った脚力をすべて使って、今までにない全速力で漕いでいました。
平均時速16km出せれば間に合いますが、
ママチャリでこのペースは100km漕いでる状態では相当きつかった。
残り30分で7km これならいける!
電車到着5分前に羽咋駅に到着 助かったー
急いで切符を買って乗車
疲れ切ったときにこの曲を聴くと
すごい落ち着く~
このあたりの駅全体で採用されているのかな?
とにもかくにも間に合ってよかったです。
わざわざ本気で漕がなくても何個か前
の駅で乗る方が無難だったかもしれないですけど、
それだとPart1,Part2同じで、計画通りに走り切れず
終わってしまうのが嫌でした。
だから今回本気で頑張った結果、
無事最後までゴールできたのでよかったです
と本来ならここで終わるはずでしたが、
その2日後
「自転車を羽咋まで取りに行くついでに
能登島まで行ってみるか」
と、とんでもないことをひらめいてしまった...
「いやいや、それなら自転車もっと前の駅に
置いてこいよ!」
って自分で思いましたが、思いついたからには
もう止まりません 笑
行きます!
8月1日 10:30すぎ
羽咋駅を出発
シラサギの群れと電車
またまた、金丸駅に立ち寄る
Part1でスマホの電源が切れてどこにいるのか分からないときにこの駅を見つけ、無事電車で帰ることができた思い出の駅です。
これはPart1の後に自転車を取りに来たときの写真です
この趣のある駅舎と風鈴の音が夏っていう感じでノスタルジックな気分になります~
ここから県道2号線を進んで七尾まで
&途中にあるすき家で昼食
七尾市内の交差点にて
お分かりいただけただろうか?
サギ歩いとるやん!
突然、空から降り立ってきました。
反対車線側で車が通ってものんびり~て感じでした。
幸い、サギがいるときの車線には車が通ることはなく、
そのままゆっくり向かいの歩道まで歩いていったとさ...
めでたしめでたし
少し登って
下りる
爽快!
大阪とかから線路1つだけのところを特急が通ってくるっていうのがなんかスゴイと感じる
ここから能登島大橋を渡って上陸していきます。
入り口
自転車を引いてゆっくり渡っていきます
風強し
反対側
遠くに能登島へのもう一つの連絡橋「ツインブリッジのと」が見えます。
この雲何かの生き物に似てなくもない?
初上陸~
いろいろあってどこがどこだか
とりあえず今回は道の駅とガラス美術館のあるところまで行ってみます。
車がほとんど来ないな
森の中続いている道+自転車の音だけ
こういうところを走ってみたかった!
見えてきた
道の駅のとじま
さっきの雲かも
翼の生えたヒョウ?ピューマ?
能登島ガラス美術館
夏って感じ
のんびり景色見てたらまた時間が押してきた 笑
もともと、ここまで行くのは予定してなかったからな~
今度はゆっくり島を一周したい!
今日はここから富山の高岡まで向かいます
残り63km...遠いな
とりあえず七尾までリターン
能登島大橋からの夕日
七尾からはひたすら国道160号線を進んで行きます。
例のごとくまた本気モードに入ってるので、ここからは写真撮ってないです💦
真っ暗になり、状況的にPart2と似ていますが、
国道415に比べて山道が短いので
たぶんなんとかなると思ってました。
実際、真っ暗な箇所はあったものの、
街灯が一定間隔で置かれており、
勢いで何とか切り抜けられました。
それも激しめの音楽を大音量でかけて
でしたけど(;^_^
そして最後は無事高岡までたどり着けました
走行距離:104km ↑419m ↓411m (グーグルマップより)
1日空きましたが、こんな連続で100km
を漕いだのは初めてでした。
することができました。
これからさらに奥へ進めたらなと思います。
ではまた次回。