こんばんは!
初めての方は初めまして!
かむさあと申します。
今回は高校時代のサイクリング旅について書いていこうと思います。
(※これは2015年7月当時の内容ものです)
それと、タイトルにある通り、これは能登半島の先端を目指してサイクリングしていくという第一弾になります。
まず、なぜ能登半島の先っぽを目指すようになったかを書いていきたいと思います。
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あれは中学時代の夏の終わりのことでした。
家族とドライブで能登半島の先端にある聖域の岬まで行ったことがありました。
ちょうど日が沈む時間帯でした。
夕日は雲がかかって見えませんでしたが、雲が夕日でオレンジに染まった景色がとても幻想的でした。
この頃から能登ってこんな絶景がいっぱいあるんだというイメージを持つようになり、能登半島を旅することに憧れを抱くようになりました。
それから高校に入ってからもサイクリングを続け、ママチャリで往復30km...50km...80kmと行ける場所がだんだんと広がっていきました。
そして夏休みに入り、長距離に慣れてきたのもあって、ママチャリ100kmのサイクリングに挑む決心をしました。
それが始まりでした。
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という感じで前置きが長くなりましたが、
初の100kmとして、富山県から石川県の七尾市まで行ってみることにしました。
特に行きたい場所とかはなかったのですが、
一度だけ七尾までバスで行ったことがあって、
能越道(富山と石川の県境あたり)を走っているときに窓から見えた海の景色に感銘を受けたことは覚えています。
そのあと下道の国道160号線の存在を知って、
海沿いの道が永遠に続いているような感じ?がすごくいいなーと思ったんです。
それからずっとこの道を走って七尾まで行くことを考えていたんです。
ルートはこんな感じでした。
さわやかな空模様の中出発!
暑さも一瞬和らいだ気がしました
今日のベストショットです🎵
こんなに穏やかな波は初めて見ました
田園地帯
坂道に入ったので登り始めると農作業中のおばあちゃんから「がんばるねぇ」と一言
確かに坂道をきつそうに立ち漕ぎする様子をみればそう声をかけたくなるでしょう笑
このあたりは少しばかり起伏があり、けっこう膝の体力持ってかれました💦
やがて七尾湾側に出ました
向こうにはガスターミナルが見えます。
もう70km以上走ってかなりヘトヘト
17:45 景色がよかったので反対向きに撮影
七尾湾側は普通の波ですね
太陽がかなり低くなってきました
終電で自宅から最寄りの駅まで帰るには
羽咋駅21:00過ぎの電車に乗らないといけなかったので残り3時間ちょっと...
あと30kmでしたが
もう体力がほとんどなく、間に合うか分からなくなってきました😓
七尾市街
国道159号線に乗って羽咋を目指します。
あーキレイすぎるー
すごいリラックスしました〜
癒されたところでラストスパートのモード
に入ります。
その後はひたすら漕ぎ続けました。
20:07 すっかり日が沈みました
もう辺りは真っ暗
暗くて道が分からずグーグルマップに頼る
調べてみると羽咋まであと12km
電車が出るまで1時間...
コレは間に合わねえわ
もう完全に体力使い切って1時間で12kmはもう走れない...
何個か前の駅で妥協しよう
1つ前の駅だと約8km、2つ前の駅だと約5km...
やがてマップを凝視していると、GPSの使いすぎでiPhoneのバッテリーがゼロに...
(この頃はモバイルバッテリーを持っていませんでした💦)
とりあえず一番近い2つ前の金丸駅に向かいます。
どこがどこだか分かりませんが、とりあえず線路近くの道走ってれば着くだろうと、手探りで駅を目指しました。
あと少し...あと少し...
20:50 金丸駅に到着
駅の時刻表を見ると、
ちょうど電車が来る10分前でした。
なんとか間に合った~
誰もいない無人駅 虫の鳴き声しか聞こえません
少し待って電車が到着
電車が来るときの音楽がハナミズキになってました!スゴイ!!
これを聞いた途端に、無事にたどり着けたという安堵感でいっぱいになりました😌
電車に乗ると体中の疲労が半端なかったです
😴特に太ももとかの筋肉痛が...
後日調べると走行距離はおよそ102km
当時の自分からすればすごく大変な道のりでした。
それでも全体的に考えれば楽しかったし、
とてつもない達成感が得られました!
ここでまた、私の世界が大きく変わりました。
なんというか自分の力でここまで行けた!っていう自信がついたというか、
行ける場所の視野が広くなったというか
それ以降長距離のサイクリング旅にどんどんハマって行きました。
そして、この日から能登半島のいろんなところをまわってみたいと本格的に思うように
いつか自転車で聖域の岬まで行くことが1つの大きな夢となりました!
・・・
というわけでこれが自分の人生を大きく変えた初の100kmサイクリングでした。
次回以降もこんな感じの旅の様子を書いていきたいと思います。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!
あとがき...
ベットに入ると足が疲れすぎて気持ちいいような辛いようなよく分からない気分でした笑
しかし、あまりに疲れていたのですぐに熟睡。
10時間以上眠りましたとさ・・・
終わり